数年ぶりに長野県佐久市にある内山牧場キャンプ場へソロキャンプ。
内山牧場キャンプ場は標高約1200mほどで、広大な敷地の中のんびりと山々や星空を堪能できる魅力的なキャンプ場です。
内山牧場へ向かう道に関しては、カーブも多く狭い道なので注意しましょう。
内山牧場でキャンプしてよかった点
内山牧場でキャンプしてよかった点と言えば。。。
・芝生サイトでキャンプギアが汚れない(10cm未満の高さの草が広がるサイト)
※クワガタが見えるくらいの芝生サイトですね
・標高が1200m程あるため、夏でも涼しい
・敷地が広大なため、予約必須であっても自分の好きな場所へテントが張れる
・星空が綺麗
・ペグが刺さりやすい
・夕暮れの山のシルエットが美しい
・リニューアル後だけあって、炊事場、トイレが綺麗
・シャワー室も完備
※左の建物がトイレと炊事場 右の建物がシャワー室
私としては年数だけはソロキャンプをやってますが、正直ゆるいソロキャンプが好きなんですね。
なので、テントやキャンプギアが汚れない芝生サイトというのは魅力的!
大型のテントを広げて設営しても、泥も付かない、ちょっとその辺りにギアを置いても汚れない。ペグも刺さりやすいし、開放感も半端ない。
そして、林間キャンプ場ではないため、木から毛虫が落ちてきたり、大量のアリに悩まされることがない。
さらには、最近ハマっている自立式ハンモックにて、ハンモックで揺られながら広大な山々を堪能しながら、ゆるキャン△を読むという。非常に贅沢なキャンプが楽しめたのが内山牧場キャンプ場でありました。
他にも様々な魅力があるのですが、登山をする方でしたら、荒船山登山口まで車で約7分ほどで行けるため、登山の拠点として利用しても良いかもしれません。
内山牧場でキャンプして微妙だった点
当然、自然相手のため、良い点だけではありません。
・風が強いとモロに影響を受ける
・霧や雲で視界がゼロになったりする
・朝露や夜露でテントが濡れる
・サイトに入るまでの砂利道が走りにくい
・トイレが一か所なため、下手すると相当な距離を歩いて行くことになる
・サイトは広いが混雑時は傾斜がある場所しかテントが張れない場合もある
※私のテントから奥に向かへば向かうほど高台になります
その他、私としては当たり前だと思っているのですが、ゴミは持ち帰り、直火禁止、ソロにしては料金が高い(税込4,000円)という点もデメリットとして感じる方もいるかもしれません。
上記のような微妙な点もありますが、どれも対策さえすれば、問題ないレベルのためやはりメリットの方が多い内山牧場キャンプ場かと思います。
内山牧場キャンプ場でのサイト選び
内山牧場キャンプ場で最も重要と思われるのは、やはりサイト選び
サイトは大きく分けて、3つ。
・バイクゾーン(バイクのみ)
・普通車ゾーン(軽・キャンピングカー含む)
・フリーゾーン(車・バイクどちらでもOK)
車で道なりにサイトへ向かうとちょうどココにぶつかります。
地図で言うと、赤の四角の位置付近
どのサイトからでも眺めは良いのですが、一番高い位置にあるサイトから順番にすると。バイク→車→フリーの順になります。
そのため、全体の景色を堪能したい場合は、高台に位置する場所へテントを張ると良いでしょう。
※高台のサイトの画像は私のサイトから見た画像です。地図で言うと丸印あたりが景観は一番良さそう
星のマークが私が今回テントを張った位置になります。トイレも炊事場、シャワーも比較的近くて、景色も楽しめるサイトでした。
私のサイトからフリーゾーンに向けては傾斜が結構あるため、サイト選びには注意が必要かと思います。
私は平日しかキャンプはしないので、私を入れても、車サイトには5組程でした。そのためサイトは選び放題ではありますが、やはり高台に位置するサイトは埋まってましたね。
テントを張れるスペースはふもっとぱらキャンプ場には及ばないまでも広大ではありますが、傾斜がないサイトを選ぶとなると数は限られます。
そのため、平坦で景色も充分堪能したい場合は、チェックイン時間の最低12時には行きたいところです。空いていればアーリーチェックインでプラス500円払って10時にチェックインしてもいいですね。
まあ、別に傾斜でも問題ないという方もいるかもしれませんが、場所によってはホント急な傾斜ですから、寝ることは困難でしょう。浩庵キャンプ場の湖畔サイトのように、砂地でしたら、無理やりでもコットで平坦にして寝ることもできますが、芝生サイトですからね。かなり難しい。
また、バイクと車で内山牧場キャンプ場へ行くのでしたら、バイクも車もOKなフリーゾーンになります。
平日というのもありますが、トイレから近いフリーゾーンに関しては、景色もそれほど良くはないので、空いてます。
景色よりもプライベート重視でしたら、フリーゾーンの奥まったスペースもいいでしょう。
内山牧場キャンプ場基本情報
内山牧場キャンプ場は2020年にリニューアルされました。私が内山牧場キャンプ場を予約する際に気になった点をまとめて、基本情報として掲載しました。
・予約:電話のみで受付 山荘あらふね TEL 0267-65-2021
当日予約なしの来場は不可 電話応対は良いです。
・チェックイン:12時
アーリーチェックイン プラス500円で10時から
・チェックアウト:10時
レイトチェックアウト プラス500円で12時まで
・料金:普通車→4,000円(税込)テント1張り タープ1張り
バイク→1,200円(税込)テント1張り タープ1張り
・受付は「レストハウスあらふねのみ」で対応
内山牧場キャンプ場を目指していくと最初に目に入るのが「レストハウスあらふね」です。
・グループ利用不可
※正直、ソロキャンパーとしてはありがたい!と思っていたのですが、当日バイクと車が集まってグループキャンプになっていたので、完全に不可というわけではなそうですが。。。
・1サイト5人家族まで
・受付時に健康チェックシートの記入→事前にHPでダウンロードすることが可能
・受付時はマスク着用
・37.5度以上の熱がある場合は利用不可
・受付後許可証を発行されます、帰りに「レストハウスあらふね」の前にあるカゴに返却
・2020年8月時点 予約数が決まってます
車→50台まで
バイク→20台まで
この辺りが私が内山牧場キャンプ場を利用する際に、気になった点になります。
さらに詳しい基本情報は内山牧場キャンプ場のHPで。
まとめ
内山牧場キャンプ場は、バイクキャンプの聖地とも言われています。当日も平日にも関わらず10台以上はバイクで来てましたね。
数年前までは、私もハーレーのストリートグライドに乗っていたのですが、内山牧場キャンプ場内は凹凸もあるため、かなり慎重に運転しないとコケます。また、芝生サイト内も凹凸があるため、滑らないように慎重に運転しましょう。
内山牧場キャンプ場へ行った際は
・平坦な場所を見つける
・景色を堪能するならバイクサイト方面へ
・トイレが近い、家族、カップルでキャンプならフリーゾーン方面
この辺りを抑えて置けば、サイト内をグルグル回らずにサイトを決めることが出来るでしょう。
ホント、私のようにゆるめのキャンプで十分な方は、内山牧場キャンプ場はかなり良い場所なので、ぜひ足を運んでみてください。